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Vol.038 いま注目のエネマネで賢くコスト削減!「eneview」を活用したスマート節電のススメ

2014年9月10日 「環境と心の大切さ」
特集 : いま注目のエネマネで賢くコスト削減!「eneview」を活用したスマート節電のススメ

環境と心の大切さ

代表取締役社長 前川一博の写真

この夏世間を騒がせた情報漏えい事件は、情報セキュリティに対する意識のあり方とその重要性について改めて考え直す契機となりました。

私たちIT事業者は、情報セキュリティに細心の注意を払っています。当社も専門部署を置き、悪意(持ち出し)や過失(紛失・誤送信)、内部要因 (関係者)や外部要因(ハッキング・ウイルス)など、あらゆる可能性を想定し対策を講じています。

一方、不正のトライアングル理論では、「機会(不正可能な環境がある)」「動機(個人の事情)」「(不正の)正当化」がすべて揃った時に不正行為が起こるとされています。

この3つの不正リスクを揃わせないためには、何をすべきか。

例えば、物理セキュリティの強化による環境整備はもちろんのことですが「心を整える」ことも大切です。風通しの良い職場風土しかり、ルールを形骸化させない意識づくりしかり、それは、お客さまの企業活動の生命線である情報をお預かりしているという責任感を共有することに他なりません。こうした取り組みなども通じて、今後も安心してご利用いただけるよう努めてまいります。

いま注目のエネマネで賢くコスト削減!「eneview」を活用したスマート節電のススメ

いま注目のエネマネで賢くコスト削減!「eneview」を活用したスマート節電のススメ

eneview

先端の環境配慮技術により、エネルギーマネジメントはますますスマートに。コスト削減への大きな一手として多くの企業が実践し始めています。

今号では、そんなエネマネの"入門編"から"上級編"までカバーする環境監視ソフトウェア「eneview」を紹介します!

お客さまの施設規模や用途に合わせた最適な省エネソリューションをご提案いたします

「うちのオフィス、どこでどれだけ電力を使っているんだろう...?」エネルギー消費の現状、意外と把握していない方も多いのではないでしょうか。省エネ活動の基本は電力の「見える化」。それだけでなく、利用者全員に電力使用状況を知ってもらう「見せる化」も、意識改革の方法として効果的です。

パナソニックISでは、エネルギーの「見える化」「見せる化」で省エネ活動をサポートする環境監視ソフトウェア「eneview」をご提供しています。

この9月にバージョンアップし、新たに照明や空調の制御機能も追加。不要な照明を消したり、部屋の冷やしすぎ・暖めすぎを防いで、ムダな電気の消費を自動的に抑えることも可能になりました。「まずは見える化から...」という方にも「創エネ・蓄エネまで賢くエネルギーマネジメントしたい!」という方にも、お客さまの施設規模や用途に合わせた最適なソリューションをご提案いたします。

「eneview」の省エネ活動サポートのイメージ

省エネ ・ 創エネ ・ 蓄エネ の話

eneview

エネルギーを節約する「省エネ」はすっかり世の中に浸透しました。近ごろはこれだけでなく、太陽光発電などでエネルギーを作り出す「創エネ」と、余ったエネルギーを蓄電池にたくわえる「蓄エネ」という言葉も多く聞かれるようになっています。

例えば、昼間に太陽光発電の電力を貯めておき夜間に電力供給したり、料金の安い深夜電力を充電し昼間に供給することで電力使用のピークを抑えるなど、エネルギーはますます賢く活用できるように。さらには電気を貯めておくことで、停電といった非常時にもライフラインを確保することが可能です。

「eneview」によるエネルギーマネジメントソリューションなら、電力使用量に加えて発電量も見える化し、トータル管理することができます。また、機器異常がないかどうかを24時間365日の体制で監視したり、発電効率をチェックして日々のメンテナンスに活かすことも可能。一歩進んだ"エネマネ"を万全の体制でサポートします。

導入事例リポート

日本ピスコ 様

株式会社日本ピスコは、産業用ロボットなどに使われる空気圧機器を独自に開発し、製造・販売している専門メーカー。
同社は電力使用の現状を把握するため、パナソニックISの環境監視ソフトウェア「eneview」を採用されました。

Before - 「どこでどれだけの電力が使われているのか?」を、現場の社員たちにも把握してもらいたい。

株式会社日本ピスコ-イメージ

2009年には長野県でいち早く大規模な太陽光発電システムを導入したという日本ピスコ。 しかし事業拡大に伴う工場の新増設や設備更新によって、電力使用量が増加したといいます。省エネ法の特定事業者として、エネルギー使用量の削減は社会的要請でもありました。

同社では消費エネルギーの9割が電力だったそうですが、「総量の把握しかできておらず、どこでどれだけの電力が使われているのか詳細に把握できていませんでした」と、同社 管理1グループ・係長の中村光宏氏は振り返ります。

また、同社 管理1グループ・課長の佐々木和美氏は今回のポイントを次のように強調します。「過去には総務部門が一括管理するスタイルで電力計測に取り組んだこともありましたが、現場に省エネ意識を持ってもらわないと電力使用量削減は実現できません。そこで今回は、現場が直接見て使うということを最も意識しました」。

2013年2月、県内全5工場の電力計測を開始。計測機器にはパナソニック(株)エコソリューションズ社のエネルギーモニタが、「見える化」ツールにはパナソニックISの「eneview」が採用されました。「既設の計測機器の情報も集計できること、価格面で優位性があったこと、画面操作がわかりやすいこと(佐々木氏)」などが採用の決め手となりました。

After - 現場単位ごとに「動力」「照明」「空調」の電力を見える化し、省エネ意識向上!

株式会社日本ピスコ-ご担当者様

電力使用量の見える化を行ったあと、その情報をどう使うのか。このことを念頭に置きながら打ち合わせを重ね、各部署が「動力」「照明」「空調」の3つの観点で電力使用量を見られるよう計測機器を設置。

部署単位の数値を積み重ね、工場・エリア単位、全社単位と集約していく構成としました。また、電力を多く使用する機器は削減効果が見えやすいとして、より細かなレベルで計測できるようにしました。

実務者に向けた操作説明会の実施や、社内省エネ委員会での計測数値の活用を進めるうちに、現場からは「もっとこういう切り口で見たい」といった声が上がってきたとのこと。「現場の意識改革という点でも効果が出ていると感じます(中村氏)」と手ごたえを感じている様子です。

計測を始めて1年、現在は前年比の数値も確認しながら取り組みを行うようになっています。佐々木氏は「削減効果を生み出すところまで一緒に進めてもらいたい」とさらなる期待を寄せてくださいました。

部署単位の数値を積み重ね、工場・エリア単位、全社単位と集約していく構成イメージ

あいえす☆うちのBOSS<ボス>

「今号のボス」サービスビジネス本部 IDCサービス事業部 グループマネージャー 萩原 延治

今回は、IP電話やビデオ会議などさまざまな通信手段を統合する「ユニファイドコミュニケーション」の担当グループに潜入。グループマネージャーの萩原延治を入社4年目の藤野友紀が紹介してくれました。 「当部署では音声・映像・ネットワークなど、いつでもどこでも誰とでも最適なツールで繋がるサービスの提供を展開しています。互いに声を掛け合う、活気のある部署だと思います」。

昨年東京に転勤してからも精力的に全国を行き来している彼女。最近取り組んでいた案件は、パナソニック エコソリューションズ社の電話料金合理化活動だそうです。「2014年から電話回線のキャリア切替を開始しました。全国、9,000回線が対象で、かなりコストダウンできる見込みです。このプロジェクトのリーダーが萩原さん。萩原さんは穏やかで何事にも丁寧で、いつも助けられてばかりです」。

サービスビジネス本部 IDCサービス事業部 藤野 友紀

印象的な思い出はありますか?

「昨年、私がパナソニックグループ電話応対コンクールに出場した際、萩原さんはじめ部署のメンバーが休日にもかかわらず駆けつけてくれたんです。とても嬉しかったですし、皆の応援があっていただけた最優秀賞だと思います!」

さすがコミュニケーションを扱う部隊。ピカイチの団結力を感じました!

本ページは、当社が発刊しております「IS CLOSE UP」を基にWEB用に抜粋した内容で作成しております。
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