導入事例

株式会社広島マツダ(おりづるタワー) Ticketing Systemを導入~経験ゼロでも、初日からスムーズな運営

80年以上の歴史を持つ広島ゆかりの企業、株式会社広島マツダ(以下、広島マツダ)様。原爆ドームや平和記念公園に隣接する新たな憩いの場として「おりづるタワー」を企画し、内装やデザインコンセプトにたくさんの想いとこだわりを詰め込みました。唯一ネックとなったのが、企画メンバーに観光施設の運営経験者がいないということ。実際のオペレーションは当初未知数でしたが、多くの実績とノウハウを持つパナソニック インフォメーションシステムズ(以下、パナソニックIS)のチケッティングシステムを導入し、オープン初日からスムーズな運営を実現しました。

お客様データ

おりづるタワーは、2016年9月にグランドオープンした広島の新しいランドマークタワー。1階にカフェと物産館、そして12階と屋上に展望スペースを設けています。中でも屋上展望台“ひろしまの丘”は、原爆ドームや平和記念公園を眼下に望み、広島の過去と現在、未来を見つめることのできる唯一無二の空間です。

導入ソリューション・導入商品

1.運営経験ゼロからの立ち上げ。知見の深いベンダーにお願いしたい。

入場チケットの販売に1枚あたり何秒掛かるのか?入場ゲートとの連携は?
システムにとどまらず、運営ノウハウから詳しく知りたい。

2.密着したサポート体制は必須。

構築フェーズから稼働後の保守まで密着してサポートしてほしい。リモート対応はNG。

地元・広島への恩返しに、と企画が立ち上がったおりづるタワー事業。原爆ドーム周辺の休憩場所として、またバラエティ豊かなお土産が揃う物産館として。「あったらいいね」を集めながら、細部にわたって妥協のないこだわりが込められました。

株式会社広島マツダ
おりづるタワー事務局
ITマネージャー
大上 進 氏

施設運営経験ゼロ。何から始めれば?

おりづるタワー外観

屋上展望台のチケット販売システムを検討する段階でネックとなったのが「施設運営の経験者がいない」ということでした。おりづるタワー事務局 ITマネージャーの大上進氏は「入場チケットを1枚売るのに何秒かかるのか、何秒以内であれば滞りなく来場者の方をお通しできるのか。実際のオペレーションについて知見が全くないところからのスタートでした」と振り返ります。

構築段階から稼働後までしっかりサポートしてほしい

経験がないだけになおさら、システムのサポート体制も譲れないポイントとなりました。「開業前のラストスパートでかなり根を詰めることになるとは予想できていたので、密着してサポートしてもらえることが重要でした。稼働後の保守についても、地方だからリモートでしかできないというのは避けたかったですね」(大上氏)。

実績に裏打ちされたノウハウが決め手に

そう語る大上氏がシステムの主担当に着任した際、最初に行ったのは他施設の調査でした。

「まず近隣や東京の施設へ足を運び、他の施設ではどのようにチケットを販売しているのかを視察しました。その上で、各ベンダーさんにさまざまな質問を投げかけたのです。その時に秒単位でのチケット販売の流れや入場ゲートとの連携のしかたなど、的を得た、あるいはそれ以上の回答を返してくれたのがパナソニックISでした。導入実績を豊富に持つパナソニックISの知見と我々の希望とが合わさって、めざすべき具体的な形が見えてきたのです」(大上氏)。

稼働後のサポートも、おりづるタワーから徒歩10分の場所にオフィスを構えるパナソニック システムネットワークスの中国支社が保守を担当することで難なくクリアしました。

1.30~40種ある券種をラクラク管理。追加も簡単に!

旅行代理店のクーポンをあわせると30~40種類ある券種も簡単に管理。キャンペーンの際も柔軟に追加できる!

2.チケットだけでなく、カフェ・物産館の売上も統括管理。マーケティングの指標に。

来場者数の推移はもちろん、カフェ・物産館の売上との相関も分析可能。
今後新たなイベント・キャンペーンを考える上での有用な指標に。

短期間・変更ありの構築でも希望通りのシステムに

自分でおりづるを折り、約50mの"おりづるの壁"へ投入することができる

建物の設計・施工を経た後、2015年12月にシステム構築が開始。構築期間は2016年7月のプレオープンまでのわずか7ヵ月でした。

「内装デザインを1ミリ単位でこだわって作りこんだので、POSや入場ゲートもデザインと一体になって綺麗に見えるよう調整しました。パナソニックISには2016年4月頃から現場に張り付いてもらい、プレオープン直前にはかなりの人数を派遣してもらいました。短期間でしかも変更をかけながらの構築だったにもかかわらず、我々の希望通りになるような提案を常にしてくれたのは心強かったです」(大上氏)。

タッチパネルで操作性◎ チケットの券種も柔軟に増やせる

おりづるタワーの屋上展望台へ行くには、1階のチケットカウンターか券売機でチケットを購入し、チケットのQRコードをかざして入場ゲートを通ります。券種は大人/子供料金や団体料金のほか、旅行代理店で購入するクーポンなども含めると実に30~40種類。ですがタッチパネルで受付スタッフも操作しやすく、券種の追加も簡単です。

「キャンペーンを行う際も柔軟に券種を増やして、タッチパネルの画面上にわかりやすく配置したり色を付けたりできます。これまで他の施設さんで経験されたノウハウを我々に提供してもらっているので、非常に運営しやすいです」(大上氏)。


  

来場者数と売上が今後のマーケティング指標に

また、売上の数字が今後新たなイベント・キャンペーンを考える上での有用な指標になると大上氏は語ります。
「場所柄、修学旅行の団体から海外旅行客までさまざまな方がいらっしゃいますが、券種ごとに売上を分類できるので、いつ、どの属性の方がどれくらい来場されるのかという人数推移を見られます。さらに併設のカフェ・物産館の売上も統括管理しているので、展望台への来場者数とカフェ・物産館の売上の相関も分析できます。分析データをもとに、『この商品を売りたいからこの属性のお客さまに来てもらえるようなイベントを打とう』というように企画していきたいと考えています」。

おりづるタワーの屋上展望台からは原爆ドーム・平和記念公園のほかに、周辺の緑や路面電車の行き交う様子など、広島の現在の街並みを見つめることができました。地元に愛される施設、広島の象徴のひとつとしてスタートを切ったおりづるタワーを、パナソニックISは末永くお手伝いしてまいります。

営業統括部 西日本ソリューション営業部 西日本第一営業所大塚 聡展望台の運営はお客様にとって全くの新規事業であったため、まずはお客様に他施設をご見学いただき、施設関係者の方とディスカッションをしていただきました。

その後も課題が発生する度、私どものこれまでのノウハウをもとに、お客様と一緒になって解決策を探っていきました。 その結果、今のシステムを作り上げるに至りました。

今後は、更にお客様が飛躍される為のシステム構築のお手伝いにご協力が出来ればと思います。

取材:2016年10月24日

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