導入事例

サケのふるさと 千歳水族館 LinkRayを導入~インバウンド対応を手軽&スマートに実現

サケのふるさと 千歳水族館様(以下、千歳水族館)は、増加する外国人観光客に対応するため、光IDソリューション「LinkRay」を導入されました。これは、LEDの光から送信されるID信号をスマートフォンで読み取ることで、さまざまな情報を入手できるパナソニックの独自技術。水族館の幻想的な雰囲気を損なうことなく、日本語・英語・中国語(簡体・繁体)の案内を充実させることができました。運営面では、導入の手軽さ、見た目のスマートさ、コンテンツ更新の容易さをご評価いただいています。

お客様データ

サービス業

サケのふるさと 千歳水族館

北海道千歳市

サケのふるさと 千歳水族館様は、サケや世界各地のさまざまな淡水生物と親しむことのできる水族館。千歳川水中を直接見られる「水中観察ゾーン」では、産卵に向かうサケの群れをはじめ、四季折々に変化する千歳川の生き物たちの営みを観察できます。サケの採卵体験、サケ稚魚放流体験など、サケを身近に感じられる各種体験イベントも行われています。

導入ソリューション・導入商品

1.個人旅行の外国人観光客にもっと楽しんでいただきたい。

魚の解説が書かれている「魚名板」はほとんどが日本語。
添乗員の案内がない個人旅行の外国人観光客にももっと楽しんでいただけるよう、外国語の案内を充実させたい。

2.雰囲気を損なわない形で展示案内を充実させたい。

幻想的な内装の千歳水族館。過度な文字表記や大きなQRコードなどは雰囲気を損なうためNG。

公益財団法人 千歳青少年教育財団
事務局次長 館長
菊池 基弘 氏

押し寄せるインバウンドの波

2020年に向けて訪日外国人観光客(インバウンド)が増加する中、その旅行スタイルは団体旅行から個人旅行へシフトしつつあります。新千歳空港からほど近い千歳水族館も、海外からの個人旅行客を以前より多く迎えるようになっていました。千歳水族館を運営する公益財団法人千歳青少年教育財団の事務局次長で館長の菊池 基弘氏は次のように語ります。

「特に中国や台湾の方など、既に団体ツアーでひととおり日本を体験された方が、自由に個人旅行を楽しんでおられるように感じます。ただ、団体ツアーの場合だと添乗員の方が通訳を兼ねてくださっていたのですが、個人旅行ではそれができません。当館の魚名板はほとんど日本語でしか書かれておらず、あっても英語くらいで、十分に展示内容をお楽しみいただけずご不便をおかけしていました」。

館内の雰囲気を壊すのはNG

千歳水族館の魚名板

また、外国語の案内を充実させたいけれども、元々の館内の雰囲気は損ないたくないというご要望もありました。

「当館は照明を暗くした幻想的な内装で、文字表記を極力少なく抑えています。そこで魚名板の増設以外の方法を模索し、QRコードの利用も検討したのですが、水槽前が混雑している時のことを考えると大きなQRコードをつけなくてはなりません。やはり雰囲気を壊してしまうため、採用できませんでした」(菊池氏)。

魚名板に組み込むだけで手軽&スマートに導入できる

スマートフォンをLEDの光にかざすだけで情報が得られるしくみ「LinkRay」に出会ったきっかけは、受付のチケット販売システムを導入したパナソニックISからの提案でした。菊池氏はLinkRayの手軽さ、見た目のスマートさに大きな手ごたえを感じたといいます。

「既に利用しているLEDの魚名板に組み込むだけで手軽に導入できるというのが一番良かったです。追加で設置するのは小さなユニットだけですので、表からは全く見えません。まさに求めていたものでした」。

チケット販売システム(Ticketing System)の導入事例はこちら

1.「光ID技術」で雰囲気はそのままに多言語案内を充実させることができた!

LEDの光に埋め込まれたID信号をスマートフォンで読み取ることで情報を入手できるしくみ。
見た目はそのままで多言語案内を充実させることができた!

2.内容変更がカンタンだからいろんな工夫ができる!

ホームページを更新する要領で簡単に変更可能。
数名のスタッフで無理なく運営できるので、アイデアも即反映!

多言語対応を6週間で実現!

導入はわずか6週間で完了。館内の計6箇所にLinkRayが設置されました。LinkRayアプリがインストールされたスマートフォンを魚名板にかざし、光に埋め込まれた情報を読み取ると、日本語、英語、中国語(簡体・繁体)で魚の詳しい説明文が表示されるようになっています。

日本語
英語
中国語(簡体)
中国語(繁体)

光が届きさえすればどこでも読み取れる

LinkRayがQRコードやビーコンなど他の技術と異なるのは「光が届きさえすればどこでも読み取れる」という点です。特に水族館は水槽の前が混雑しやすく、QRコードだと設置場所までたどり着けない可能性が。またビーコンの場合も、人が電波を吸収・乱反射しうまく受信できないおそれがあります。離れた場所からでも読み取れるLinkRayはこうしたデメリットがなく、水族館にぴったりでした。

要領を覚えれば簡単に更新可能

千歳水族館では、春にはサケの赤ちゃん、秋にはサケの親、冬にはサケの孵化と、四季折々に展示が替わります。展示替えに合わせた説明文の変更も、LinkRayなら簡単に可能。ホームページを変更する要領で行えます。同館では特に専任を設けず、菊池氏と飼育スタッフの計3人程度で運営されています。

「実は、当館にいらっしゃるお客さまはかなり魚にお詳しい方が多いです。そうすると魚名板に書かれている情報だけでは物足りないという方もいらっしゃいますので、マニアックな生態も詳しく発信できるLinkRayは非常に有効だと考えています。また、言語ごとに少しずつ内容を変えており、例えば中国語なら『中国にもこの品種の仲間がいますよ』と添えるような工夫をしています。このようなアイデアをすぐ反映できるのは、内容変更の容易さによるところが大きいと思います」(菊池氏)。

LinkRayを海外旅行のお土産にも

LinkRayアプリがインストールされたスマートフォン

LinkRayで表示したコンテンツは端末に保存されるので、後から見返すこともできます。つまり、旅行から帰った後のお土産話のタネにもなるというわけです。

「写真などとともにLinkRayのコンテンツもお持ち帰りいただくことで、帰国後の思い出としていただければ。また、口コミ効果で当館にお越しになる方が増えれば何よりです」(菊池氏)。

営業統括部 東日本ソリューション営業部 東日本第三営業所須川 信浩今回ご相談をお受けし、館内の雰囲気を損なわず、また安定的に通信できるLinkRayは千歳水族館様にぴったりだと思いご提案させていただきました。魚名板と水槽を往復せずとも自分のスマートフォンで案内を見られる点が、特に来場者様にとって便利な点なのではと感じております。

千歳水族館様は新千歳空港からのアクセスも非常に良いため、例えばクーポンやポイントを組み合わせて施設様同士で連携いただくなど、より多くの方にご利用いただけるようなご提案・ご支援を今後も続けてまいります。

取材:2017年9月15日

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