導入事例

学校法人 駒澤大学 OSV-VHD bootを導入~Windows 10へスムーズに移行

学校法人駒澤大学様(以下、駒澤大学)は開校130周年記念棟「種月館」を建設し、それまで別校舎で運用されていたPC教場をこの新校舎へ移転。同時に、ネットブートPCシステムのOSをWindows 10にアップグレードすることになりました。Windows 10では更新ポリシー「Windows as a Service(WaaS)」でどのモデルを選択するかがポイントとなりますが、パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社(以下、パナソニックIS)のご提案を採用いただき、安定的に利用できる環境を実現されました。

お客様データ

文教

学校法人 駒澤大学

東京都世田谷区

学校法人駒澤大学は、前身である「学林」に遡れば420年以上、1882年に近代的な大学として開校されてからは130年余りに及ぶ長い歴史と豊かな伝統を持つ私立大学です。開校130周年記念棟として建設された「種月館」は、禅語の「耕雲種月」がその名称の由来。駒澤大学禅文化歴史博物館「耕雲館」とともに大学としての歴史を次代に繋いでいく、という想いが込められています。
雲を踏んで耕し、月をいただいて種を蒔く。苦労をいとわずに修行精進に励むこと

導入ソリューション・導入商品

1.アフターサービスの手厚いベンダーにお願いしたい。

2015年のリプレース時点で、将来的にWindows 10へ移行することは見えていた。
安心して長く任せられる、自営保守可能なベンダーが希望。

2.Windows 10へスムーズに移行したい。

いよいよWindows 10への移行を実施するが、ソフトウェアがこれまでどおり動くか?どのモデルを選択すればよいのか?など、不安は尽きない。

総合情報センター
所長
青木 茂樹 氏

最新設備を導入した新校舎をオープン

2018年3月に、開校130周年記念棟「種月館」の第1期工事が完了した駒澤大学。この施設は、同大学駒沢キャンパス全体再整備の第一歩として、既存建物の老朽化や教場数の不足などを解消するために計画されました。

総合情報センター 所長の青木茂樹氏は「最新設備のPC教場や情報自習室、アクティブラーニングに適した情報グループ学習室が配置されています。学生が集えるラウンジもあり、また全館で無線LANが利用できるので、自由に学習できる場であると同時に居心地の良い憩いの場となっています」と語ります。

総合情報センター
情報ネットワーク課 課長
成田 早苗 氏

即日対応のアフターサービスが高評価

駒澤大学がパナソニックISのネットブートPCシステムを2005年に初め て導入されてから、2010年の更改を経て、2015年より現在の「OSV-VHD boot」をご利用いただいています。総合情報センター 情報ネットワーク課 課長の成田早苗氏は、2010年当時の更改を次のように振り返ります。「ネットブートPCシステムを本格的に検討したのがこの年でした。自社でシステム構築でき、なおかつ自営保守が可能なベンダーをゼロベースで探していました。入札を経て、パナソニックISによる構築となりましたが、構築後も即日対応のアフターサービスには助けられていました。2015年の導入時には、既に種月館の建設も決まっていましたので、将来を見据えて、OSの移行や新校舎におけるネットワーク、AVシステム、その他インフラとの調整も可能であることも条件としていました。」

PC教室移転と同時にOSもWindows 10へ

さて、この時念頭に置かれていたWindows 10への移行をついに実施することになったのが、今回の種月館利用開始のタイミングでした。それまで別校舎で運用されていたPC教場と情報自習室を種月館へ移転し、同時にOSもアップグレードすることになったのです。

Windows 7のサポート終了が2020年1月に迫り、いよいよWindows 10への移行が本格化してきましたが、これまで使っていたソフトウェアの稼働検証や学生のユーザープロファイルの移行などは大変な作業。まずは「Windows 10のどのモデルを採用するか?」から検討を開始しました。

1.LTSBを選択することで、安心してWindows 10へ移行できた!

Windows 10の自動アップデートによる不具合を避けるため、機能更新を行わない「LTSB」モデルを選択。
最新OSを安定的に利用できるネットブート環境を実現!

2.8教場と自習室1室で利用するソフトウェアのライセンスコストを最適化!

ディスクイメージを教場ごとに分けて運用することにより、幅広い種類のソフトウェアを低コストで利用!

総合情報センター
情報ネットワーク課 インフラ係 係長
倉持 勝 氏

WaaSは安定性を重視し「LTSB」を選択

Windows 10に移行すると、マイクロソフトの更新ポリシー「Windows as a Service(WaaS)」に基づいて継続的な更新が行われることになります。更新タイミングの異なる「CB」「CBB」「LTSB」という3つのモデル(2017年7月より「SACT」「SAC」「LTSC」に名称変更)で展開されており、いずれかを選択する必要があります。

総合情報センター 情報ネットワーク課 インフラ係 係長の倉持勝氏は「最初は、はたしてどのモデルを選ぶべきなのか判断に困りました」と語ります。「企業では、常に最新の機能が提供される『CBB』が一般的ですが、ネットブートPC環境においては更新時に不具合が起きると全PCが停止する事態にもなりかねません。悩んでいたところ、パナソニックISが各モデルのメリット/デメリットを非常に明確に提示してくれました。本学は安定稼働を第一と考えていましたから、セキュリティ更新とバグフィックスのみの提供で、機能更新は行われない『LTSB』を選択。パナソニックISの、他大学での経験をもとに検討できたのは大きかったですね」(倉持氏)。

総合情報センター
情報ネットワーク課 インフラ係
河内 聡太朗 氏

ディスクイメージを教場ごとに分けることでコストを最適化

今回は新校舎へのシステム導入でしたが、「設備工事などの他のベンダーとも早い段階からスケジュール調整をしてもらっていたのでスムーズに進みました」と、総合情報センター 情報ネットワーク課 インフラ係の河内聡太朗氏はパナソニックISの調整力を評価します。

こうしてPC教場8教場、情報自習室1室に設置された約500台のPCがWindows 10へ移行。10種類のディスクイメージで運用しています。

「本学は学部ごとではなく全学部共通事務のため、PC教場でも幅広い種類のソフトウェアを扱っています。包括ライセンス契約だと全学生分を購入することとなり割高なので、教場ごとにディスクイメージを分けることで、コストを抑えながら運用できています」(河内氏)。

駒澤大学の皆様

アクティブラーニング、プロジェクトベースドラーニングの時代へ

IT環境の整備だけすれば良いのではなく、学生の学ぶスタイルをいかにデザインできるかが課題と青木氏は語ります。「知識の伝達も大事ですが、発見し学ぶプロセスを学生たちに経験させることも大事です。今後はアクティブラーニングやプロジェクトベースドラーニングをさらに進めなければならないと思います」。

「先生からの授業デザインに関する要望に応えるためには、学生が自分のPCを持ち込むBYODも必要性が出てくるはず。本学は無線LANを充実させているのでこれを活用しない手はないと考えています。豊富なソリューションと経験を持っているパナソニックISには、今後も情報提供を期待しています」(成田氏)。

エンタープライズソリューション事業部 クラウド・運用サービス部
東日本インフラソリューションチーム
小山 達郎今回は既存のWindows 7環境からWindows 10環境への移行でしたので、学校様の運用スタイルを変更することなく、学生さんがいかに違和感なくシステムを利用できるかが重要なポイントでした。

駒澤大学様は運用されるイメージ数が多いので、私自身初めて導入するアプリケーションもありましたが、駒澤大学様の多大なるご協力をいただき無事導入することができました。今後も長期安定運用に向けてご支援できればと思います。

取材:2018年3月20日

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