導入事例

コニカミノルタ情報システム株式会社 Actifioを導入~バックアップ運用をシンプル化

コニカミノルタ情報システム株式会社様(以下、コニカミノルタ情報システム)では、基幹システムのバックアップ運用に「複数のツールを組み合わせているため業務が煩雑になる」「翌日になってもバックアップ処理が終わらない」などの課題を抱えていました。基幹システム用データセンターの移設を契機として、同社はバックアップ基盤の全面刷新を決定。パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社(以下、パナソニックIS)の提案したコピーデータ管理ソリューション「Actifio」を導入し、バックアップ環境のシンプル化や大幅な時間短縮に成功されました。

お客様データ

情報・通信業

コニカミノルタ情報システム株式会社

東京都八王子市

コニカミノルタ情報システム株式会社は、コニカミノルタグループ内で唯一のシステムインテグレータ。グループの文化とビジネスを理解したきめ細かいITサービスを提供し、企業の競争力強化に日々貢献しています。

導入ソリューション・導入商品

1.煩雑なバックアップ業務をシンプルにしたい。

複数のバックアップツールやストレージの機能を組み合わせてきた結果、バックアップ業務が煩雑に。
メンバー入れ替え時の引き継ぎも大変なので、単体の製品でシンプル化したい。

2.データ量の増加とともに長くなったバックアップ処理時間を短縮したい。

データ量の増加に伴い、夜間に終わらせたいバックアップが翌日の日中になっても完了しないケースが発生。
業務に支障をきたさないよう、処理時間を短縮したい。

コニカミノルタ情報システム株式会社
システム開発・サービス本部 基盤技術1部
グループリーダー 新谷 大介 氏

ツールが複数あると作業が煩雑...

コニカミノルタ情報システムは、コニカミノルタグループのIT戦略を一手に担う企業。ITインフラを担当する基盤技術1部では基幹システムであるSAP ERPのバックアップ業務を行っていますが、複数のツールが乱立していたことからさまざまな課題が生じていました。

「SAP ERPの日次バックアップやAWS上に構築したDR環境への遠隔バックアップを、従来は複数のツールやストレージの機能を組み合わせて行っていましたが、どうしても作業が煩雑になっていました。エラー発生時の原因調査も容易にはできませんし、メンバー入れ替えのたびに起こる引き継ぎ作業にも手間が掛かるため、なんとかこれをシンプル化したいと考えていました」と、システム開発サービス本部 基盤技術1部 グループリーダーの新谷大介氏は語ります。

コニカミノルタ情報システム株式会社
システム開発・サービス本部 基盤技術1部
宮下 和也 氏

夜間のうちにバックアップが終わらないことも

また、システム開発サービス本部 基盤技術1部の宮下和也氏は「本来であれば日次バックアップと遠隔バックアップの両方を夜間のうちに終えてしまいたいところです。しかしデータ量が増加するに伴い、AWSへのデータ転送が翌日の日中になっても終わらないケースがでてきました」と明かします。

Actifioのみですべての運用をカバー

今回、SAP ERP用データセンターの移設を契機として、同社はバックアップツールの刷新へ踏み切ることに。選定にあたっては「運用をいかにシンプル化できるか」が判断基準となりました。 「パナソニックISから提案された仮想アプライアンス『Actifio Sky』は現行のバックアップ運用をすべてカバーするものでした。特に、AWS非対応の製品も多い中、Actifio SkyのAWS転送の容易性は他社製品に比べて頭一つ抜けていましたね」と新谷氏。宮下氏も「実機検証では簡単・シンプルな操作性で非常に使いやすいと感じました」と述べます。

さらには、バックアップデータを開発/テスト業務に利活用できる点もポイントとなりました。「単純なバックアップツールの置き換えだけでは投資効果を得にくいですが、Actifio Skyならそれだけにとどまらない付加価値を引き出せると感じました。最終的にこれが決め手になりました」(新谷氏)。

1.バックアップ運用をシンプル化できた!

複数のバックアップツールをActifio Skyに一本化したことで、運用をシンプル化。
リストア作業などのバックアップ業務が簡単に行えるようになった!

2.バックアップ処理時間を2分の1以下に短縮できた!

Actifio Skyの並列処理機能や増分バックアップを活用し、バックアップ処理時間を2分の1以下に短縮。
毎朝の心配から開放された!

パナソニックISの密着サポートがプロジェクトを推進

2018年1月に導入を開始し、約4ヵ月半でサーバ約50台分のバックアップをActifio Skyに切り替え。パナソニックISが構築を支援しました。

「最初Actifio Skyの転送速度が思ったほど出ず苦労しました。調査の結果、データセンター移設中に敷設していた臨時ネットワーク構成という思わぬところに原因があるとわかったのですが、原因究明のためにパナソニックISのSEが何日も当社に来てくれたので助かりましたね。その後はスムーズに導入できました」(宮下氏)。

Actifio Skyの手順さえわかっていればOK

以前のように複数のツールを組み合わせて行っていたバックアップ運用が、Actifio Sky単体ですべてカバーできるようになったことで、リストア作業なども簡単に行えるようになりました。

「複数のツールを組み合わせているとツールの数だけリストア手順を覚えなければいけませんでしたが、今はActifio Skyの手順さえわかっていれば大丈夫。引き継ぎも容易です」と、新谷氏はシンプル化の効能を語ります。

午前3~5時にはすべてのバックアップが完了するように

課題であったバックアップの処理時間も、従来の2分の1以下に短縮されました。

宮下氏は「並列処理ができる上、AWSの転送も増分だけで済みますので、午前3~5時にはすべてのバックアップが完了しています。以前のように、毎朝バックアップ状況をチェックすることもなくなりました」とその効果の大きさを高く評価します。

災害対策テストがわずか8時間で完了!

さらに同社では、バックアップデータを短時間でマウントできるActifio Skyの機能を活用し、年に1回実施している災害対策テストを大幅に効率化したといいます。

「今まではデータのフルリストアを行ってからマウントする必要があり、テストに約2,3日を要していましたが、Actifio Skyでは8時間程度で終わってしまいました。これには、以前の運用を知る担当者も驚嘆の声を上げていました」(宮下氏)。

システム構成図

開発環境のスピーディな立ち上げにもActifio Skyを活用したい

今後はSAP ERP以外にもActifio Skyを展開していくとともに、バックアップデータの利活用も進めていく構えです。

「SAP ERPの開発環境を臨時で作りたいという要望を受けることもあります。現在は手作業で1,2日掛かっていますが、これをActifio Skyの操作ひとつでスピーディに立ち上げられるようにしたいですね。開発業務の生産性を高めることで、ひいてはグループとしての競争力強化にもさらに貢献していけたらと考えています」と、新谷氏は展望を語りました。

エンタープライズソリューション事業部 クラウド・運用サービス部古堅 稿一実機検証から導入までお客様と二人三脚でプロジェクトを推進し、短期間で完走できました。
ツールをインストールするだけではなく、お客様のご要件に沿うように、バックアップスクリプトを作成、実装するなど、ソリューションとして価値を実感いただくように努めてきました。
今後のデータ利活用においても、引き続きご支援させていただきたいと考えております。

取材:2018年7月24日

※当サイトに記載された社名および商品名などは、それぞれ各社の商標または登録商標です。
※当サイトの記載内容は取材日時のものです。内容および対象商品については、予告なく変更する場合があります。