導入事例

東洋アルミニウム株式会社 GRANDITを導入~内部統制への効果を実感

東洋アルミニウム株式会社様(以下、東洋アルミ)では、2008年末から基幹システムの刷新プロジェクトを開始。第一弾として着手した財務会計システムにご採用いただいたのは、パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社(以下、パナソニックIS)がご提案するERPパッケージ「GRANDIT」です。

お客様データ

製造業

東洋アルミニウム株式会社

大阪府大阪市

東洋アルミニウム株式会社様は、アルミニウムの優れた特性を活かし、社会や産業、暮らしに役立つ高機能素材を生み出してきたパイオニア。包装、エレクトロニクス、日用品分野において用途に応じた箔製品や塗料の顔料などを提供しています。

導入ソリューション・導入商品

1.時代のニーズに対応した基幹システムに刷新したい。

旧来のシステムのままでは、今の時代にあわせたビジネスに対応できない。
ブラックボックス化、メンテナンスにかかるコストの増大も大きな課題に。

2.情報システム部門の仕事を「受身」から「提案型」へと変化させたい。

システムの老朽化でメンテナンスや修理に工数を取られがちに。
情報システム部門の仕事を前向きの開発へとシフトさせたい。

「当社の基幹システムはメインフレームで、コンピュータを導入した頃から約40年間使い続けたシステム。どこにもよくある話かもしれませんが、メンテナンスやブラックボックス化などの課題を抱えていました」と語るのは、情報システム部主任の瀬戸川聡氏。
同じく情報システム部の捧(ささげ)祐己氏も「ユーザーのニーズという面からも、メインフレームのシステムでは画像データを扱えないなど、時代にあわせた対応ができなくなりつつありました」と話します。

このような状況を打破すべく、東洋アルミでは基幹システムの刷新を決断。
2007年末に「F-itプロジェクト」と名づけたプロジェクトを立ち上げ、基幹システム刷新に向けた取り組みをスタート。
2008年には、財務会計の仕組みからシステム刷新に着手することを決定しました。「見える、使える、楽になる」をスローガンに掲げてスタートしたというF-itプロジェクト。実はユーザーの利便性の追求に加えて、もうひとつ狙いがあったのだといいます。

それは、情報システム部門として“本来やるべきことができる”体制づくり。
「受身で古いシステムのメンテナンスや修理に忙殺されるのではなく、時代のニーズに応じた前向きな開発を積極的に行いたい、と考えたのです」と瀬戸川氏はその狙いを説明してくれました。

2008年後半から、導入に向けた具体的な取り組みが始動。財務会計システムの選定にあたって最も重要視した点は“パートナー選び”だったといいます。
「というのも、財務会計の仕組みには特別差別化する要素がないのです。ですから、仕事をしっかりしてくれる、この人たちとなら一緒にやっていける、と思える“担当者の熱意”が最も大切なポイントでした。パナソニックISは本当に熱心に提案してくれました」(瀬戸川氏)。
そして2009年2月、パナソニックISの提案する「GRANDIT」の導入が決定したのです。

1.ユーザーとのコミュニケーションにより課題を克服。内部統制強化に手ごたえ。

全社横断的なシステム導入がコミュニケーションの重要性を再認識するきっかけに。
ブラックボックスも一つひとつ解消し、内部統制への効果を実感。

2.能動的・積極的な情報システム部門へ。次の改革へ向け、第一歩を踏み出す。

基幹システム刷新完了後も、システム改革は継続予定。
情報システム部門からの能動的・積極的な提案活動に向けた第一歩が踏み出せた!

情報システム部
主任  瀬戸川 聡 氏

今回の事例は開発期間が1年を超える大プロジェクト。
最も苦労した点は「パッケージに業務を合わせるところ」(瀬戸川氏)だったと言います。業務フローの変更、アドオン機能の検討・決定など、ユーザーとの検討事項は相当数に上りました。

捧氏は「今までは個別最適で十分でしたが、全体最適を図らなければならなかったのは今回が初めてのケースだったので、何度もユーザーとのミーティングを重ねました」と当時の様子を説明します。
このようなコミュニケーションは導入決定直後から、GRANDITと旧来のメインフレームとの並行使用を開始した後の2010年3月ごろまで続けていきました。

情報システム部
捧 祐己 氏

並行利用は2010年1月から7月まで、7ヵ月間に渡り実施。その間に、実際の運用で明らかになった課題を解決し、混乱なく完全移行を実現しました。GRANDIT導入をきっかけに、東洋アルミでは業務の仕組みやルールが明確化されたといいます。

瀬戸川氏は「ユーザー側にも、業務の意味をきちんと理解してコミュニケーションをとりながら事業を進めなければ、という意識が高まったように思います。ちょっと窮屈かもしれませんが、内部統制などへの効果は格段に高いと感じています」と手ごたえを感じている様子でした。

財務会計システムの刷新は「F-itプロジェクト」で2012年末までかけて取り組む基幹システム刷新の第一弾。F-itという取り組みは基幹システム刷新完了後も継続していくのだそうです。
瀬戸川氏は「次の段階では、受身の情報システム部門から積極的に提案していける情報システム部門へと進歩するためのシステムづくりをと考えています。パナソニックISには、これまでに以上に私どもと一体化とした取り組みを期待したいですね」と語ってくれました。
パナソニックISは、2012年経営ビジョン「Move to Delight―“満足”を超え、感動をめざして―」を掲げ、さまざまな取り組みを行っています。お客さまの感動をめざし、情熱を持って、お客さまのビジネスのお手伝いをしてまいります。

ソリューションビジネス本部平松 孝章『お客さまと共に、汗を流し、ゴールに向かう!』本プロジェクトは、東洋アルミニウム様のグループ会社全体(多くの営業・製造拠点を含む)改革「F-itプロジェクト」の重要なファーストステップとして位置づけられています。システム刷新を機に、これまで慣習や業務スペシャリスト依存を裁ち切り、さまざまなステークホルダーを巻き込んで業務プロセス・ルールの変革をねらうものです。 このような企業経営に大きな意味合いを持つプロジェクトの意義に、当社および当社パートナーも共感し、お客さまと一体となった推進で今回の大きな成果に貢献できたと自負しております。今後は、更なる成果創出と、F-itプロジェクトを完遂できるよう、ご提案・ご支援を継続していきたいと考えています。

取材:2010年11月 8日

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