パナソニックIS
ISクローズアップ
Vol.045 決意も新たに挑戦!新体制のパナソニック インフォメーションシステムズ
2015年10月29日
原点回帰
特集 : 決意も新たに挑戦!新体制のパナソニック インフォメーションシステムズ
2015年10月1日、当社はパナソニック株式会社 コーポレート情報システム社の事業を譲り受け、新たな組織・体制でスタートしました。連結子会社も含めると総勢1,300名超、異なる文化でさまざまな経験を積んだメンバーが集結しました。このメンバーで新たな門出を迎えるにあたり、私が伝えたことはただ一つ。「『お客さま視点』という原点に今一度立ち返ろう」ということです。
「お客さま視点」と口で言うのは簡単です。しかしこれは、ITサービス企業である私たちが忘れてはならない大切な原点です。だからこそ、口先だけにならず、真にお客さまの視点に立った提案やサービスを形にするためのチャレンジを愚直に続けることが必要であり、これができてこそ、私たちは単に両社の技術・ノウハウの融合にとどまらない力強さをもって、お客さまにとってよりよいITシステム・ITサービスがお届けできるのだと信じています。
そして、こうした取り組みから生まれたサービスによってお客さまに「喜び」「感動」していただければ、それが最高の喜びです。
進化を続ける私たちにご期待ください。
決意も新たに挑戦!新体制のパナソニック インフォメーションシステムズ
パナソニックISは2015年10月1日にパナソニック株式会社 コーポレート情報システム社の事業を譲り受け、新体制で新しいスタートを切りました。今後はパナソニックグループ全体の情報システムを担う企業としてお役立ち範囲を広げ、ITノウハウをより一層深めていきます。
今号では新たなパナソニックISの姿と、社員の生の声をお届けします。
パナソニックISは1961年に松下電工(当時)の情報システム部門として誕生し、1999年に設立した会社。そしてパナソニック株式会社コーポレート情報システム社は2000年に松下電器産業(当時)の社内分社として設立した会社です。
それぞれの歴史を持つ2社がこのたび力を結集させ、お客さまの経営課題に一丸となって取り組んでいくこととなりました。
従業員数は約1,100名超、拠点は国内31事業所、海外12カ国となりました。
パナソニックグループ全体の情報システムを担い、パナソニックグループの経営に貢献するとともに、それにより培った経験・ノウハウでパナソニックグループ外のお客さまに対してもこれまで以上のお役立ちをお届けします。
おもてなし空間をつくりたい
水族館、展望台といった集客施設さまへのシステム提供を担当しています。入場チケットやショップ・レストランなどの販売管理をメインにシステム提供していますが、この頃はデジタルサイネージなどのパナソニック製品も取り扱いのラインアップに加わりました。これにより、お客さまのお客さまである来場客の方々が存分に楽しめるような「おもてなし空間」をITで形づくりたいと考えています。システム稼動日がゴールではなく、むしろお客さまにとってはそこからがスタート。お客さまと二人三脚で歩む姿勢を今後もより一層強めたいですね。
思いをひとつに邁進
オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社に対し、世界24拠点で利用されている車載関連事業の基幹システム整備に取り組んでいます。以前にもパナソニックISとコーポレート情報システム社共同のプロジェクトに参加したことがありますが、現場の方々にとって本当に役立つシステムを作り上げるためにそれぞれの持ち味を融合させるのは非常に楽しい経験でした。ITでパナソニックのパフォーマンスを最大化するということが私たちの使命。お互いに文化も経験してきたことも違いますが、思いをひとつにして今後の業務に邁進したいと思っています。
ノウハウの橋渡しを
営業として金融業のお客さまを担当しています。一般市場のお客さまに対し、エコソリューションズ社で長年培ってきたITノウハウを情報提供しながらユーザ視点でシステムのご提案をしてきました。これからはパナソニックグループ全体のITを担うことで当社に蓄積するITノウハウの幅が広がり、より多彩なご提案が可能になるとワクワクしています。また逆に、お客さまと接してきた経験をパナソニックグループ内に還元することもできるはず。お客さまの最も近くに寄り添いながら、ノウハウの橋渡しという役割も果たしていきたいと考えています。
対話を起点に次のステージへ
パナソニックグループのお客さまに対し、ワークスタイルの改善策を提案・推進するコンサルティング業務を担当しています。必要があればタブレットなどのITツールも導入しますが、これはあくまでも手段のひとつ。現場の一人ひとりが「変わろう」と思えるように、細部まで使いこなしのケアをすることを心掛けています。お客さまとの対話から新たな気付きが生まれる経験を何度もしてきましたから、今後の私たちも対話を大切にしていきたいですね。お互いの違いを理解し合い、強みを活かし合いながら次のステージへ向かえたらと思っています。
「この人についていけば上手くいく」と部署からの信頼を集めるのは、流通ソリューション部部長の眞鍋浩二。入社15年目の中堅・徳永亘昭が紹介してくれました。
「当部署ではパナソニック エコソリューションズ社を中心に、営業マンの業務を支援するソリューション提案・構築・導入を手掛けています。ソリューションの核となる住宅設備建材向け提案・見積システム『Webハウズ』は営業所や代理店さま、全国の家電量販店などさまざまな場所で活躍しているんですよ」。
入社当初から眞鍋部長と同じ部署だったという彼。「眞鍋さんはプロジェクトの各チームが活性化できるように声を掛けてくださったり、チームリーダーに負担が掛かりすぎないようケアしてくださる方。みんな自然と『頑張ろう!』という気になってしまうんです」。 流通ソリューション部は2014年、全国に6社あるパナソニック リビング販社様の基幹システム刷新プロジェクトを完遂。プロジェクトマネージャー(PM)とサブPMは、それぞれ眞鍋部長と彼が務めたそうです。
「遠からず自分もPMを務めることになるので、眞鍋さんの仕事ぶりからPMの役割というものを学べたことは大きな経験でした。これからは眞鍋さんからPM術を盗みつつ、視野を広げて貪欲に突き進もうと思っています」
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