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Vol.068 2020年、テレワークどうする?
2020年3月17日 特集 : 2020年、テレワークどうする?
2020年、テレワークどうする?
パンデミック、通勤混雑問題...対策は?
新型コロナウイルスの感染対策やオリンピック期間中の通勤対策に向け、テレワークの導入は避けて通れないものとなりつつあります。
しかし、関心は高いものの、実際に導入できている企業は少ないのが現状。
具体的にどのように進めればよいのでしょうか?
テレワークに踏み切れない理由
成功のカギは、「どんな業務もテレワークでできる」前提で進めること
業界や企業風土から「自社の業種や業務にはテレワークは向かないだろう」とテレワークを躊躇する人がいることは珍しくありません。テレワークでもできる仕事と会社でないとできない仕事を切り分けるのではなく、「どんな業務もテレワークでできる」前提で進めることが成功のポイントです。
押印業務を電子化する、セキュリティレベルを高めるなど、いつもの仕事をどこでも行えるように...という発想で工夫していけば、場所の制約はなくなります。
普段の業務がどこからでもできる!
パナソニックISのテレワーク実践事例
パナソニックISでは、家で仕事する「在宅勤務」と外出先で仕事する「モバイル勤務」を行っています。
<事例1> 時短社員の場合
在宅勤務制度は3年ほど前から利用を始めました。当社は昔から仮想デスクトップ環境が整っており、モバイル勤務は普通だったので、在宅勤務も抵抗はありませんでした。終日在宅の日もあれば、午前休→午後在宅の日もあります。通勤時間をカットできますし、子供の学校行事を午前に済ませてからすぐ業務に取り掛かれるので、大変助かっています。
オフィスは顔を合わせてコミュニケーションできるのが大きなメリットですが、1人でじっくりと考える業務は在宅勤務の方が向いていると感じます。「明日は在宅勤務だから資料作成は明日に回して、今日のうちに打ち合わせをたくさんしておこう」と、自然と使い分けていますね。もちろん、在宅勤務中もMicrosoft TeamsやSkype等でコミュニケーションが取れています。オフィスのTV会議とも連携できるので、在宅勤務だから会議に参加できないということはありません。「やってみると意外とできる」というのが在宅勤務での大きな実感です。
<事例2> 管理職の場合
VPN(暗号化通信)やVDI(仮想デスクトップ)、Office 365など、インフラを変えながら20 年ほどテレワークを実践しています。場所を選ばずに仕事ができますし、勤怠や稟議の承認業務はスマートフォンからでもできるので非常に役立っています。
管理職の立場としては「テレワークで働く部下は目が届きづらい」という課題が出てくると思いますが、私は「勤務時間で見るか、成果で見るかの違い」だと考えています。出社していれば仕事をしているように見えますが、テレワークでは成果が全てです。ダラダラ残業して成果が上がらないよりは、短時間で集中して成果を上げてくれる方がビジネス上プラスだと思います。
当社ではテレワーク実施後にその日の業務内容を上司へ報告するルールがあるので、家だからサボるということにはなりません。むしろ、各人が能動的に判断して動いてくれるようになります。人事制度やインフラが整っているなら、まずは是非一度試してみていただきたいですね。
テレワークを加速させる仮想デスクトップシステムの選び方
社外のPC やタブレットなどから社内のPC 環境にアクセスできる「仮想デスクトップ」があれば、利便性とセキュリティを両立させてテレワークを始めることができます。
パナソニックISでは、
仮想デスクトップ以外にもさまざまなテレワーク支援ソリューションをご用意しています。
是非お気軽にご相談ください。
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