2015年4月13日

内部の脅威、二次漏えいに備える!名古屋セミナーレポート

内部の脅威』『二次漏えい』に備える!

開催日時:2015年2月26日(火)

開催場所:名古屋市・ウインクあいち

2014年度、『内部の脅威』 『二次漏えい』に備える!をテーマにしたセミナーは東京、大阪に引き続き、この名古屋で三回目、そして最後となりました。

IPA独立行政法人情報処理推進機構 が発表した「情報セキュリティ10大脅威 2015」で第二位にランクインされている「内部不正による情報漏えい」。

ひとたび起こってしまうと被害は甚大、損害賠償による金銭的なダメージに加えて、企業イメージに被るマイナス面も無視できるものではありません。

本セミナーでは、大事故になる前に企業がやっておくべき対策について最新ソリューションとともに先進的取り組みをされている企業様の事例を踏まえて解説しました。

プログラム

【セッション1】 デバイス制御で内部からの情報漏えいを防ぐ!
株式会社ラネクシー ソフトウェアビジネス部 主任 海老澤 仁 氏

【セッション2】 Final Code で、二次漏えい防止!!
デジタルアーツ株式会社 中部営業所 所長 畠中 幸一 氏

【セッション3】 ワークフローによる電子化とセキュリティ強化について
パナソニック ネットソリューションズ株式会社 戦略企画室 リーダー 渡辺 司郎 氏

【 まとめ 】
パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社 IDCサービス事業部 田中 雅弘 

セミナーレポート

「ワークフローによる電子化とセキュリティ強化について」パナソニック ネットソリューションズ株式会社 渡辺司郎氏
パナソニック ネットソリューションズ株式会社 渡辺 司郎 氏

【セッション3】 ワークフローによる電子化とセキュリティ強化について

パナソニック ネットソリューションズ社の渡辺司郎氏が登壇。

オリジナルソフトウェア、ITインフラ、情報マネージメントなど、さまざまなソリューションを提案するパナソニック ネットソリューションズ(以下、PNETS)社。今回のセミナーでは、そのPNETSのフラグシップモデルであるMajorFlowシリーズについて説明を行いましたので、次の点に関して要約して紹介します。

  • MajorFlowとは
  • 電子化のメリット
  • ワークフローシステムによるセキュリティ強化

MajorFlowとは?

ワークフローパッケージのMajorFlowは、フォームデザイナーで書類を電子化し、業務の効率化とコスト削減の実現をサポート。

勤怠管理、経費精算、汎用決裁の三つの製品からなり、ビジネスリフォーム機能でさまざまな課題を解決する実用的なワークフローシステムですが、数あるワークフローシステムの中でも、この三つをトータルにサポートできる製品はなかなか他にはないと渡辺氏は言います。そしてそれら三つの製品の特長を次のように挙げています。

MajorFlow Time WEB勤怠管理システム

  • 最新の改正労働基準法に対応援
  • 勤務時間をプロジェクトと工種の2階層で管理、集計、出力

MajorFlow Keihi 経費精算ワークフローシステム

  • 会計連携、FBデータ出力、経費計上処理など、ほとんどの経費精算業務をサポート
  • ノンカスタマイズで各種会計システムとデータ連携

MajorFlow Form 汎用ワークフローシステム

  • 自由に申請書や一覧表示画面を作成
  • 購買システムや工事原価管理システムなど、他システムに承認機能を提供する形式の連携を実現

電子化のメリット

ワークフローで電子決裁を実現することで、業務の統制と効率化を実現できるということですが、そのポイントとして、「業務統制支援」「書類管理」「証跡管理」「決裁のスピード」の4つを挙げています。

【ポイント1】 業務統制の支援

  • 申請・承認などの業務フローはシステムが制御し、業務統制を支援
  • 書類毎に編集や閲覧の可否が制御可能で、改ざんを防止

【ポイント2】 書類管理

  • 全ての書類はシステムに保存、紛失を防止
  • 決裁済み書類を容易に作成可能、ファイリングの手間削減
  • 検索機能で過去書類の閲覧が簡単

【ポイント3】 証跡管理

  • 申請・承認などの業務フローはシステムが制御し、業務統制を支援
  • 書類毎に編集や閲覧の可否が制御可能で、改ざんを防止

【ポイント4】 決裁のスピード化

  • 書類の申請・承認・差し戻しはメールで担当者に通知、滞留時間の軽減
  • スマートデバイスからの利用が可能、外出先からの申請・決済を実現

【画像をクリックすると拡大表示します】
※パナソニック ネットソリューションズ社より掲載許可を頂いています。

ワークフローシステムによるセキュリティ強化

ワークフローシステムは業務効率化とコスト削減に非常に効果的ですが、不正アクセス防止、情報漏えいの防止、証跡管理の機能も実装、利便性を落とさずにセキュリティ強化を行うことも可能だということです。その方法を次のように挙げています。

  • 書類の電子化で紛失、置き忘れ、勝手な回覧を防止、IDとパスワードによる認証でアクセス制御、またパスワードポリシーの設定で成りすましを防止し、総合的な不正アクセス対策を実現
  • 書類毎の閲覧権限の設定や、申請・承認の制御を行うことで情報漏えい対策を実現
  • 操作履歴、アクセス履歴のログやワークフローの申請・承認結果のアクションログなどの証跡管理で、不正アクセスが発生した場合の調査を容易に実現

また、システム全体を管理する管理機能に対しても、アクセス権限設定が可能で、担当者別にその権限を割り振ることが可能だということです。管理者機能を一人の担当者へ集中することを回避することによりリスク分散を行い、セキュリティのさらなる強化を実現できるということです。

講演者から「ひとこと」

パナソニック ネットソリューションズ株式会社 渡辺 司郎 氏

パナソニック ネットソリューションズ株式会社 渡辺 司郎 氏

今回の「『内部の脅威』や『二次漏えい』に備える」というこで、ワークフローシステムをご紹介させていただきました。

ワークフローは、業務統制の強化や業務の効率化に強みを持つ製品です。ただ、「内部の脅威」や「二次漏えい」を未然に防ぐためには、業務統制を強化も必要ではないかと考えております。

ワークフローシステム「MajorFlow」をご検討いただけましたら幸いでございます。

最後に

セミナーは一部を要約して紹介しています。「詳細を聞きたい!」場合には「商品に関するお問い合わせフォーム」から、”『内部の脅威』 『二次漏えい』に備える!名古屋セミナーレポート”の詳細を聞きたい」と記載、お問い合わせください。あるいは最寄りの営業所に直接お電話でお伝えください。

パナソニック インフォメーションシステムズは、お客さまの環境にあった最適なソリューションをご提案いたします。ぜひご相談ください。

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