2015年7月21日

「OSV-VHDブート」を2015年度EDIX - 教育ITソリューションEXPOで展示

2015年度EDIX– 教育ITソリューションEXPO

開催日時:2015年5月20日(水)~22日(金)

開催場所:東京都江東区東京ビッグサイト

パナソニック インフォメーションシステムズ(以下、パナソニックIS)は、昨年に引き続き、今年度もEDIX(教育ITソリューションEXPO)に出展。

2015年は単独ブースでネットブートPC「OSV VHDブート」とその管理ツール「Netkaleido for OSV」のソリューションの紹介と、ネットブートPCシステムのデモをご覧いただきました。

【出展製品・ソリューション】

【ネットブートPC OSV VHDブート】

【ネットブートPC管理ツール Netkaleido】

ネットワークブート式PCのご紹介

OSV VHDブート ネットブートPC「OSV VHDブート」
PCをネットワーク経由で起動させるネットワークブート方式は、多くの小中学校や高校、大学などの教育機関で普及しています。パナソニックISの提案するネットブートPCシステムは、クライアントOS及びアプリケーションを仮想ディスクイメージ(VDISK)として、サーバで一元管理するタイプです。 端末起動時は、ネットワーク経由で最新の仮想ディスクイメージを利用、ユーザーデータもサーバに保存することになりますので、システム全体の管理工数やコストを大幅に削減すると同時に、高いセキュリティ性も実現します。

今回のEDIX(教育ITソリューションEXPO)では、ネットブートPC「OSV VHDブート」の管理ツール「Netkaleido for OSV」でシステムの一斉起動から一斉停止までを実演、多くのお客さまにパナソニックISのネットブートシステムを体感いただきました。

ネットブートの特長
PC教室を運営していく上での課題に、クライアントPCの保守の問題が挙げられます。PC教室の規模が大きくなればなるほど、PCの台数が増え、その保守にかかる時間も増大していきます。「好奇心旺盛な生徒が、クライアントPC上で様ざまな操作を行った結果、授業環境を整えるために、OSの再インストールまで行わなければならないことがある」と言った話もよく聞かれます。その問題を解決するのがネットブートPC「OSV VHDブート」、その特長を次のように紹介しました。

  • 再起動のみで元の環境に復元
    通常のPCの場合、PC1台毎にOS、アプリをインストール。不具合が起きた場合の対応もPC毎にアプリやOSを再インストールしたり設定の変更・修正を行わなければなりません。「OSV VHDブート」は、クライアントPCを再起動するだけで、元の正常な環境に素早く復元します。
  • アプリを一元管理、環境更新が容易
    PC教室を運営していくうえで、「新しいアプリを使いたい」「WindowsUpdateを行いたい」等など、状況に応じて様々な対応が必要になってきます。50台のクライアントPCがあれば、50台分すべてに新しいアプリをインストールする必要があります。「OSV VHDブート」なら、サーバ上にあるVDISKに新しいアプリをインストールするだけで、50台のクライアントPCで新しいアプリが使用できるようになります。
  • 端末故障時は交換のみで再設定不要
    端末が故障!修理不能で新たな端末を購入。また一から設定をやり直し、アプリもすべてインストールしなければなりません。「OSV VHDブート」は、故障した端末を入れ替えるだけ、再設定も再インストールも必要ありません。
  • PC教室環境を柔軟に変更可能
    普通の講義と公開講座では、利用するアプリが違う場合があります。触ってほしくないアプリも中にはあるのでは?「全てのクライアントPCの設定変更が終わるのは公開講座開始ぎりぎり!」なんてことに!「OSV VHDブート」なら、通常の講義用、夏休みの公開講座用、ゼミ用等など、PC教室のタイプ毎にVDISKを作ることができます。そして全てのクライアントPCを簡単に必要な環境に切り替えることが可能です。クライアント側での設定変更は不要です。

Netkaleido for OSVの管理画面
Netkaleido for OSVの管理画面

Netkaleido for OSV
ネットブートPCシステムの効率的な運用管理にかかせないネットブート管理ツール「Netkaleido for OSV」の紹介を行いました。

多彩なお客さま導入事例

パナソニックISのネットブートPC「OSV VHDブート」は、複数クライアントでの運用を考慮したシステムです。そのためクライアントの一元管理や、複数のVDISKの管理が必要になります。「Netkaleido for OSV」は、シンプルでわかりやすいUI、場所に縛られずに操作可能なWEB対応ツールで、パソコンやタブレットなどマルチデバイスにも対応しています。ビジュアル化された管理画面に、すべてのクライアントPCやVDISKを表示、簡単にステータスの確認やメンテナンス処理を行えます。またVDISKのバックアップやウィルス定義ファイルの更新を自動化することができ、日常の運用管理に非常に効果的です。

多彩なお客さま導入事例の紹介
パナソニックISのネットブートPC「OSV VHDブート」を実際に導入いただいているお客さまの事例を紹介しました。他にも「Netkaleido for OSV」や、その他のVDIソリューションの事例を手掛けています。パナソニックISのお客さま導入事例のページを是非ご覧ください。

最後に

当日は多くのお客さまにパナソニックISのブースに足を運んで頂きました。ありがとうございました。「当日デモを見逃してしまった!」あるいは「詳細を聞きたい!」場合には「商品に関するお問い合わせフォーム」から、「”EDIXのネットブートPC”の詳細を聞きたい」と記載、お問い合わせください。あるいは最寄りの営業所に直接お電話でお伝えください。またパナソニック インフォメーションシステムズはお客さまの環境にあった最適なソリューションを提案いたします。ぜひご相談ください。

取材記者:池田 レポート制作日:2015年7月1日

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