ISクローズアップ

Vol.041 現場第一線で働く社員が語る!パナソニックISの強みとは?

2015年2月26日 未来へ
特集 : 現場第一線で働く社員が語る!パナソニックISの強みとは?

未来へ

代表取締役社長 前川一博の写真

当社は先般、パナソニックとの株式交換実施を決議しました。本年6月の当社定時株主総会でのご承認を経て、当社は同社の完全子会社となる見込みです。また、今後、パナソニックのIT社内分社であるコーポレート情報システム社の事業を本年10月を目途に当社が譲り受けることに関する協議も開始します。

ITが驚異的な進化を遂げるなか、当社が付加価値の高いサービス・ソリューションを常に創出し続けるためには、既存の枠組みに捉われない大胆な発想とこれを実現する経営資源が必要であり、今回の一連の取り組みはその施策に非常に有効だと考えています。今後は、お客さまにこれまで以上によいサービスとお役立ちをお届けするため、グループ内に蓄積してきたITに関わる経営資源や技術・ノウハウの統合と有効活用を主眼に置いた協議を進めてまいります。また、経営者としても、お客さまの"満足を超えた感動"をめざし、より迅速かつ大胆な経営判断を行っていく覚悟です。

未来の飛躍に向けたチャンスをしっかりと掴み取れるよう、引き続き、社員一丸となったチャレンジを続けてまいります。

現場第一線で働く社員が語る!パナソニックISの強みとは?

現場第一線で働く社員が語る!パナソニックISの強みとは?

パナソニックISは、前身となる松下電工株式会社(当時)の情報システム部門時代から数えると、50年以上の歴史を持つ会社です。
長年の経験から技術とノウハウを鍛え上げてきました。
今回は、パナソニックISのこれからを担う中堅社員3名が集合。
それぞれの目線から考える「パナソニックISの強み」について、自由に語ってもらいました。

IS雑談会

IS雑談会メンバー紹介

当社の統合基盤は強みのひとつ。技術的に抜きん出ています。

北村 拓朗(2005年入社)ソリューションビジネス本部 開発センター

北村 : 松名さんとは2年ほど前から一緒に仕事させてもらっていましたね。

松名 : はい。代理店さま・電気工事会社さま向けITツールの刷新プロジェクトでお世話になりました。従来はアプリケーションだけでなく、サーバやOS、アプリ基盤といったインフラ部分まで自部署で独自に構築していたのですが、今回の刷新では当社の統合基盤を利用することにしました。おかげで安定稼働するようになりましたし、同じ基盤上で動いているシステムとも連携しやすくなりました。

北村 : 当社の統合基盤は強みのひとつですよね。帳票出力機能だったり、業務システムに必要なしくみが基本機能として揃っていて、これを使えばアプリ開発ができるようになっている。基盤の運用はインフラ部隊が担ってくれますし。こんな基盤上で開発するというのは珍しいし、それが統合運用されているという点でも技術的に抜きん出ていると思います。

松名 : ソリューション担当者の立場からすると、今までひとりぼっちでシステム全体の面倒を見ていたのですが、開発・運用ともに色々な人へ質問できるようになったというのが大きくて。今、本当に助かっています。

お客さまのシビアな目線に鍛えられています。

片平 悦史(2010年入社)ESサポート本部 グローバルサポートセンター

片平 : 当社の強みで言うと、お客さまのためになんとかしたいという気持ちで取り組んでいることですね。僕は入社以来同じお客さまを担当しているのですが、知らないことを教えてくださったり、こちらが逆に支えられているなと感じることが多くて。信頼いただいている分、成長して応えないと、と思いながら仕事しています。

北村 : バックエンドである開発部隊から見ても、お客さまに寄り添う気持ちは強いと思います。フロントの皆がそうやって頑張ってくれているので、僕らもなんとかして期待に応えたいなと。

片平 : 僕のお客さまは同じパナソニックグループなので、良く言えばやりやすい面もあります。でも身内だからこその厳しさもあって、「最低限やっておいて」という「最低限」のハードルが高いというか、「これくらい知っていて当たり前」というのはよく言われます。現場のイレギュラーな業務まで理解した上でシステムを組んでほしい、ということですね。関係が長い分、目線もシビアなので、現場でのシステムの使われ方まで踏み込んで考える力というのは鍛えられていると思います。無理な要望を受けたときも、単に「できません」と言うのではなくて「この方法でしたらできます」と代替案を出せるように意識しています。

松名 : 私も「同じチームだと思っているから」とお客さまからよく言っていただきます。同じチームだと思っているから、お客さまの営業現場にも一緒に付いてきて理解を深めてほしいと。私の役目は、お客さまの業務を知った上でどのようなしくみが必要なのかを形作っていくところなのですが、片平さんと同じように、時には難しい要望もあります。それでも仕事って一人ではできないので、お客さまの要望にどうしたら応えられるかを技術屋さんに確認したり、上司に相談したりと、一人で悩まず相談できる人に相談することを心掛けています。

北村 : 相談はね、するよね。

松名 : 自分で判断する場面ももちろんあるのですが、判断が難しい場合には「できません」と答えるのではなく、持ち帰って必ずメンバーに相談します。へこんだ気持ちになるときも、上司が進んで相談しやすい雰囲気作りをしてくださるおかげで、私たちはのびのびと仕事に取り組むことができています。

何かあった時は必ず仲間が助けてくれる会社。

松名 美奈(2008年入社)ESサポート本部 販売・流通ソリューション事業部

北村 : 開発センターは若手が多いので、活気がありますね。だけどやっぱり仕事上、デスクに向かってコーディングすることが多いので、日中はすごく静かだったりします。とはいえ、さっきも少し話がありましたけど、開発も一人では絶対できなくて。要件がどう固まっているのか、どう詰められているのかというところがシステムの品質を左右するので、そこを理解できないといけない。だからコーディングだけでなく、理解するためのコミュニケーションもしっかりできないと駄目だと思います。

片平 : グローバルサポートセンターは、ボスであるセンター長が超ポジティブ。勢いのある部署ですね。センター長の下は20代、30代が多いので、どちらかというとパワフルというか、仲良しというか、アットホームな雰囲気でやっています。変人ばかりとも言われますが、まあ海外事業担当なので、それなりの個性を放ちながらやれているのかなと(笑)。

北村 : どこの部署もそれぞれ個性的な人が多いよね。システム会社にしては体育会系ノリな気がする。部署をまたがってする仕事も多いですけど、皆ごちゃ混ぜに仕事をするというか、お互いの意見を言い合った上で一丸となって進めていく、というところはありますね。

松名 : 同じ会社なので、何かあった時も必ず助けてくれるんですよ。こんなこと言うのも恥ずかしいんですが、知識の上ではやっぱり、インフラに関してはインフラ部隊の人がすごいし、開発に関しては開発センターがすごいんです。私では頭打ちになってしまうところを聞きに行ける人がいる、そういう人がいてくれるのといないのとでは大きな違い。皆忙しいんですけど、それでも助けてくれるというのがありがたいです。

お客さまの一を聞いて十を知る人になりたい。

片平 : 今後の目標としては、効率化という面で成果を出したいですね。そのためには色々ありますが、遠回りをしないよう、お客さまの一を聞いて十を知る人にならなくてはと思っています。色んなことに挑戦しながら学びながらできるだけ生産性を上げていけば、会社への貢献はもちろんですし自分の仕事時間も減って、結果的に皆幸せになるだろうと。定時に帰ることができれば子供と風呂にも入れるので、頑張ります。

松名 : 今回刷新したシステムは今導入社数を増やしていっている最中なのですが、とても良いしくみが出来上がったので、皆に愛されるシステムとしてもっと確立していけたら良いなと思っています。

北村 : 開発センターはプログラミングのイロハを学ぶ場としても機能していて、新人が毎年多く配属されるんですよ。でも、育て上げる前に他部署へ異動してしまうこともあるので、開発の勘所を踏まえた人間をもう少しじっくり育てていきたいなと思います。そうすれば本人の自信にもつながって、他部署へ移った時もお客さまに対して良い話ができるのではないかと思っています。

IS雑談会の様子

あいえす☆うちのBOSS<ボス>

「今号のボス」ソリューションビジネス本部 システムソリューション事業部 グループマネージャー 横地朋洋

水族館や展望台といった施設の運営をお手伝いするのが、当社の集客施設向けソリューション。この担当部署のグループマネージャー・横地朋洋を入社7年目の竹井宏介が紹介してくれました。

「当部署では、施設入場券の販売管理を行うチケッティングシステムと、飲食店などで使われるPOSシステムの2つを大きな柱としています。
子供から年配の方まで、訪れる多くの方にシステムを使っていただけるのがこの仕事の魅力ですね」。

横地GMはどんな人?と尋ねると、返ってきたのは「頼れる兄貴」という答え。

「普段から気さくですし、私たち担当者の一番の理解者だと感じます。あるスタジアムへのサービス導入で現場に10日間張り付き、なんとか稼働へこぎつけた時のことです。胸を撫で下ろしているところに、横地さんから『お前がおったからこのプロジェクトが上手くいったんや』とメールが届いて。...正直、すごく嬉しかったです」。嬉しい時や辛い時、色々な局面で掛けられる横地GMの一声が、チームの原動力になっているそうです。

そんな集客施設チームでは現在、施設のマーケティング支援も含めたトータルサービスのご提供に向けて取り組んでいます。「具体的には、Wi-Fiやデジタルサイネージなどの活用を考えています。集客施設のシステムは全てパナソニックISに任せれば何とかなる、という空気を作りたいですね」。

ソリューションビジネス本部 システムソリューション事業部 竹井宏介

本ページは、当社が発刊しております「IS CLOSE UP」を基にWEB用に抜粋した内容で作成しております。
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