プレスリリース

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2013年6月11日のプレスリリース 当社のM2M技術がパナソニック株式会社のリチウムイオン蓄電システムに採用

~リチウムイオン蓄電システムを24時間見守り、「もしもの時」にすばやく対応~

パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社(本社:大阪市北区 代表取締役社長:前川 一博 以下:パナソニックIS)は、パナソニック株式会社 エコソリューションズ社製【公共・産業用】リチウムイオン蓄電システム(2012年12月20日受注開始)の遠隔監視・エラー通報機能(4月サービス開始)として、当社のM2M技術(※)が採用されていることを発表します。

本機能は、【公共・産業用】リチウムイオン蓄電システムの稼動データをネットワーク経由で常時収集するものです。機器の発熱や不具合があった場合には警報メールを自動配信し、必要に応じて提携会社が修理対応するなど、迅速なシステム復旧をサポートします。

当社は環境監視ソフトウェア「eneview(エネビュー)」の基盤技術であるM2M技術を応用し、設備の遠隔監視・制御サービス事業を推進しています。今回の遠隔監視・エラー通報機能は、「業務用エコキュートの遠隔監視サービス(2013年1月24日既報)」に続く、当該事業の第二弾となります。

東日本大震災以降、非常用電源の設置要望が高まっていることを受け、【公共・産業用】リチウムイオン蓄電システムは東北を中心とする防災拠点への納入が進められています。本機能はすでに試験的に導入されており、引き続き導入が進められる予定です。「もしもの時」の確実な稼動が求められる中、当社はこの機能を通して、安心してリチウムイオン蓄電システムを利用できる、信頼性の高い災害対策環境を広げていきます。

■「遠隔監視・エラー通報機能」のイメージ

イメージ図

■環境監視ソフトウェア「eneview」について

「eneview」は電力使用量や温度、湿度などの情報を収集し「見える化」することにより、省エネ推進と設備の安定運用をサポートするソフトウェアです。パナソニック株式会社 エコソリューションズ社製の各種エネルギーモニタで計測したデータをリアルタイムでサーバに集約し、Webブラウザで表示。設備の環境情報に異常値があればアラーム機能で知らせます。また、省エネ活動の啓発として、集約したデータを大型ディスプレイに「見せる化」するオプションも備えています。

パナソニックISでは実際に本ソフトウェアを活用し、自社データセンターで約280万円/月のコスト削減に成功しました。2010年12月の発売以来、企業、学校、施設ビルなどから広くご好評をいただいています。

 

M2M(Machine-to-Machine または Machine-to-Management)技術:
  ネットワークにつながれた機器同士が互いに情報を交換し合うことで、人手を介さずに情報収集や管理・制御を実現する技術のこと。

■お客様からのお問い合わせ先■
パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社
技術開発部門 新事業推進グループ
【Phone】 06-6908-4577
■報道関係者各位お問い合わせ先■
パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社
法務部 広報・IRグループ 仲本・山田
【Phone】 06-6377-0100  【Fax】 06-6377-0833
【E-mail】 press@ml.is-c.jp.panasonic.com

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